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医師が転科をすること

スペシャリストな医師

医師の転科は珍しい事じゃない

歯科医を除く医師は、資格取得時点で全ての医療知識を身に着けているという大前提の元、それぞれの配属先で自分の進むべき道を模索して、各科の専属医(スペシャリスト)に成長して行きます。つまり、途中で転科するのは珍しい事でも不思議な事でもありません。例えば内科医として10年務めて、その後脳外科の専門医に転科するというケースも多々あります。研究過程や実際に現場で執刀医として医療行為を行う内に、更に医学の道を追求する為転科するパターンが多いのです。目的は向上心から来るものであり、自分に向いていないから等の後ろ向きな理由からではありません。知識と経験、実績が豊富であればある程、医療業界の宝となります。人間の体は1つです、全て繋がっているので、少しでも専門知識に富んだ医師は重宝され、その知識は後継者を育てる時にも役に立ちます。人の為、医学の進歩は日進月歩、それに合わせて医療業界に携わる人材も日々努力を重ねています。

どこにでも転科はできるのか

医学部を卒業して国家試験を通り免許を登録した時点から医師となります。国家試験は何科の試験ではなく、広く全般の範囲からでているものですので皆同じです。その後、初期臨床研修が2年間ありローテーションで各科をまわり研修します。初期臨床研修が終わると、内科・外科・脳神経外科などの中から専門領域を選び後期研修が3年間あります。転科をすることは、後期研修を基本的にはやり直さなければいけませんが、経験によって短期間で済むこともあります。外科は手術の経験も豊富で術後の内科的な経過をみる要素もあるので、経験を重ねれば内科に転科も可能です。高齢になって手術ができなくなって内科の看板をあげる個人病院もあります。個人病院では医師になった後で研修を重ね専門を増やしておられるところもあります。逆に、皮膚科や眼科・耳鼻咽喉科などから外科や脳神経外科に転科するのは、手術の経験や診察範囲などから考えても難しい選択かもしれません。

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